第33回 精神科看護管理研究会 in福岡
【日時】2026年2月27(金)〜2026年3月1日(日)
【場所】
宿泊・研修場所:休暇村 志賀島
(〒811-0325 福岡県福岡市東区勝馬1803‐1)
西戸崎駅から研修場所までは送迎があります。
テーマ
「持続可能(サステイナブル)な精神科看護を考える 」について
全国的に精神疾患外来患者数は増加しているが入院患者数の減少が持続している。加えて,人件費,諸物価の高騰もあって病院経営は危機に陥っている。この事態を看護管理的にはどうとらえるのか。地域福祉支援事業所経営の危機管理をも参考にしながら現状維持にとどまらない新たな方向性について好事例等も紹介しながら検討します。課題は,地域医療構想・医療病床の買い上げへの対応,看護職員の処遇改善等の人材確保の方策,魅力的な組織づくり,人事考課に関する工夫,人材派遣サービスの拡大への対応等多岐にわたる。これらの課題を第一線で奮闘する管理者に話題提供してもらい問題の根幹を解き明かしていきます。
臨床実践の質的な向上に寄与することとして,精神科病院の虐待防止-虐待通報の法的整備後の課題を自治体担当者の立場から報告してもらいます。また,地域事業所,訪問看護職員に勤務する職員の人権擁護などの視点と方策の不備についても意見交換します。精神科関連領域における虐待,暴力,行動制限に対しての現実的な対処について,行動制限最小化の研究成果をも受け止め,対象者との新たな関係性の成立に向け医療機関のみならず,地域支援,訪問看護分野での虐待問題も取り上げます。
専門職として患者・援助者がケアの在り方,自律性の回復をともに考え実践する精神科看護文化をどうつくるか。援助者としての対象者への向き合い方,ケアの意味することについての自らの価値観を問うことを通して「持続可能(サスティナブル)」な精神科看護,そして精神科看護の理想と現実について語りましょう。
第32回精神科看護管理研究会 in長野
【日時】2024年9月6日(金)14:00~9月8日(日)12:00
【場所】
宿泊場所:ホテル豊生( 長野県下高井郡山ノ内町佐野2562)
信州 湯田中温泉郷 ホテル豊生 (yudanaka-housei.com)
研修場所:山 ノ内町の文化センター( 湯田中駅からは徒歩 3 分)
ホテルから研修場所までは送迎があります。
徒歩での移動も可能です。
テーマ
「対話からはじめる精神科看護」について
私たちの生活は、語り、聞き取り、どう聞き取られているのかを確かめながらすすんでいきます。「ことば」は意志の表明としてだけではなく、ときには「ことば」としては発せられていないのにもかかわらず思わず引き込まれてしまうような関係性として聞き手に届いてきます。そして「ことば」を介した語り合いは、人を遠い過去にも遥か彼方の未来へもいざなう探究の機会を与えてくれます。本研究会は「ことば」を語り合うことではじめて生じてくるできごとの大切さを看護師として再認識し、昨年度は、熊本において時間をかけてリフレクティングを用いた対話実践として学び直しました。
今年は「対話から始める精神科看護」として、ことばのかかわりの困難性が問われている分野からの報告として「対話から始める強度行動障害児・者との関係づくり」について在宅医療を基調に児童精神科医療に取り組んでいる医師の樋端佑樹さんにお話しをお願いしました。そのほか、虐待に関連したセッション、行動制限、看護職の現任教育や管理者支援などのセミナーやセッション、参加型のリラクセーションプランのプログラムなども行います。
参加者の心が集中し、ときに語るべき言葉を見失ったり、そこから開放されて新たな出会いに動きだす瞬間をみなさんと共有していきたいと思っています。
第32回精神科看護管理研究会 長野開催の様子
私たちの生活は、人に語りかけ、人から語られることを通して成り立っています。
その場で音としては発せられない「ことば」にもその意味を感じ取ろうと、思わず相手をじっと見入ってしまうこともあります。そんな時の私たちは「ことば」は聞こえなくても会話として伝わることはあるのだと学びます。「ことば」には重なり合ってこれからの見通しや新たな意味を見出すという魅力があるのです。「ことば」の重なり合いは、人を遠い過去にも遥か彼方の未来にもいざない、人に探究の機会を与えてくれるのです。
私どもの本研究会はこれまでも直接に語り合う「ことば」と「そのとき」を大切にしてきました。昨年度は、熊本においてリフレクティングを用いた対話実践をじっくりと時間をかけて学びました。今年は「再び。対話から始める精神科看護」として、ことばのかかわりの困難性が問われている分野からの報告として「対話から始める強度行動障害児・者との関係づくり」について在宅医療を中心に児童精神科医療に取り組んでいる医師の樋端佑樹さんにお話しをお願いしました。そのほか、行動制限、看護学生への教育、看護職の現任教育や生涯学習などのセッション、精神科訪問看護に関するディスカッション、ナイトセッションも含めて多彩なプログラムを開催します。
夏の終わり、短い時間ではありますが、参加者のみなさんの「ことば」が重なり合う時間を過ごし、新たな出会いが動きだす瞬間をみなさんと共有していきたいと思っています。
【公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団 助成を得て開催しました】
【 協賛】東洋羽毛工業株式会社 株式会社メディウムジャパン